話しの結論についてシンプルに話すことも、あがり症対策になります。
京都あがり対策話し方教室には皆様、人前でのあがり症克服を目的として、お越しなります。そして、あがり症とともに他の悩みをお持ちの方もおられます。そんな中、「話しがうまくまとまらない」、「相手に話しがうまく伝わらない」、「話している途中で何が言いたいかわからなくなってしまう。」という方もたくさんいらっしゃいます。
あなたも「」話している途中に別の話を差し込んでしまい、話が広がってしまった結果、何が言いたかったかわからなくなることはありませんか?」
こういう場合、話し手にとっては、細かく説明しなければというサービス精神から、話のある部分を掘り下げて説明した結果、話が別の方向に飛んでしまうことがあるようです。
しかし、通常、聞き手はあなたの話を初めて聞きます。初めて聞く、全容がわからない話の途中で別の話しに移ってしまうと、何の話かとらえにくいのです。
人前で話す時は、友達や家族など近しい人と話す場合とは違います。話をたくさん差し挟むよりも、結論(伝えたいこと)に向かったシンプルな内容の方がずっとよく伝わります。
より詳しく話さなければと、話を広げてしまい、わかりにくいと言われて悩んでいる方には、結論に向かってよりシンプルに話すことをお勧めしています。
これは経験や能力の問題ではなく、話し方の問題です。ですので、意識の持ち方ですぐに変える事ができます。
少し意識を変えることで、格段に伝わりやすく、しかも話が短くなるので、作りやすくなるでしょう。
一番難しいことは、話を広げてしまう癖に気づけるかということです。それに気づかないまま、話しがうまく伝わらないと悩んでいる方も少なくありません。また。結論をしっかりと決めないで話している人も意外に多いものです。
話し方教室に来て、何かを身につけなければと考えている方にとって、「よりシンプルに、1つの結論のことだけを話すとうまくいく。」ということは盲点かもしれません。
しかし、加えることだけではなく、そぎ落とすことも立派な方法です。
また、話をシンプルにすることで、話の内容に対する負担も減らせますので、あがり症対策になるのです。